賢威で作るメインサイト5:WEBライティング

今回はWEBライティングの視点からあなたのサイトを商用サイトとしてチューンアップします。つまり。SEOアップを狙ったサイト作りに焦点を当てます。

ところでWEBライティングとは何でしょうか?それはウェブサイトを立ち上げ・運用をする上で考えるべき三つのライティング技術の一つです。

・コンテンツライティング:
中身の濃いしっかりとした記事や情報を書く技術。インターネットの成熟に伴い、ますます中身重視の傾向が強まっていてこれが最重要。

・コピーライティング:
読者の興味をそそり「その気」にさせる文章術。

・WEBライティング:
検索エンジンがコンテンツを正しく理解し適切にランキングをしてくれるようにサイトを組み立てる技術。SEOライティング術とも言えます。

王道サイトはビジネス目的ですから集客に直接つながるWEBライティングはとても重要です。以下、SEOのマニュアルとしては評価の高い「賢威6.2 SEOマニュアル 全281ページ」なども参考にして、王道サイトに必要な範囲でWEBライティングを解説します。

同マニュアルはホームページ作成用テンプレート、「賢威」の補助教材で、そこにはWEBライティングについての詳細な解説があります。

本題に入る前にご注意を少々。確かにWEBライティングやSEOは集客には必須のものですが、それはどちらかというと「待ち」の集客です。

一方で営業部が広告を打ったりイベントを開催したりして顧客を集めるような「攻め」の集客もあるはずです。王道サイトはTwitterやメルマガ、無料レポートなどを駆使して行うこの「攻め」の集客をより重要視しています。

SEOやWEBライティングは奥が深く効果がなかなか見えにくいもの、SEOは「賢威」に任せて深入りせず、コンテンツやコピーライティングの質の向上、並びに「攻め」の集客に重点を移すべきだ、というのが王道サイトの考え方です。

という訳で、以下は王道サイトとして「これだけはやっておきたいWEBライティング」という形でまとめました。

ページタイトルの指定法

ページタイトルとは「新規投稿を追加」の画面で入力するタイトルのことです。仮に「演習用タイトル」としましょう。投稿するとそのタイトルがWordPressの機能によって取り込まれ、HTMLソースコード上に次のように記述されます。

<title>演習用タイトル | 王道のネットビジネス研究所</title>

真ん中の縦棒はセパレータと呼ばれる区切りの一種で、後ろの文字は「賢威の設定」で設定したサイトタイトル(ブログ名)です。

このページが検索エンジンの結果に表示されるときは、この<title>タグで囲まれた部分が使われます。検索エンジンはこの<title>タグで囲まれた部分を重視するため、サイト運営者はページタイトルの付け方に気を配ります。

※参考:通常ページタイトルは最上位のH1見出しで表示しますが、賢威WordPressはH2見出しで表示しています。見出しの趣旨からは本文最上位にある大きな文字をH1とするのが自然であり、またH1の方がSEO上は重要度が高いので賢威の考え方は一種独特です。

つまり、投稿時のタイトル=ページタイトル=H2見出し=<title>※|※</title>

となっています。それでは賢威のH1はどこにあるのでしょうか?

実は「賢威」ではヘッダーロゴの直下にある、あまり大きくない文字列がH1見出しなのです(演習サイト参照)*。「
「ネットビジネスを始めたい人、必見!」の部分です。

※演習サイトではなく、今ご覧のサイトではH1見出しの場所をサイトタイトルの上に移動しました。ヘッダー画像にテキストを載せるとスマホ表示が崩れてしまったためです。

そして結果的にはページタイトルをH1見出しにしたときと同じことになります。と言うのも、新規投稿画面の「<h1>の文字」記入欄を空白にすれば、賢威はページタイトルをH1と見なしページタイトルヘッダーロゴ下にダブって表示します。

その辺を考慮してか、「賢威」の投稿画面ではページごとにH1見出しを設定できるようになっています。しかしページタイトルで既に頭をひねっているし更に気の利いたフレーズを考えるのは正直面倒です。

他の賢威ユーザーも同様の戸惑いがあるようで、ヘッダーロゴ下のH1テキストを削除したり、PHPファイルをいじってページタイトルをH1見出しに変更したりとさまざまな工夫が見られます。

そこで王道サイトの対応ですが、基本的に何もしないことにしました。つまり重複表示を受け入れる方向です。そして別々に設定したいときだけ投稿ページの「<h1>の文字」記入欄を活用するのです。

結果として、各投稿ページは下図のように表示されることになります。重複感アリアリですが、SEO配慮と手間ヒマを考えた上での妥協案です。

h1-title

ロゴ下のH1テキストを削除する案はお勧めできない、との「賢威」開発者、松尾氏のコメントもあります。開発者には人に言えないノウハウがあるのでしょう。そのアドバイスに従うのが賢明だと思います。

それでは次にページタイトルを付ける際のポイントを列記してみます。

・全角30文字前後で記述する
・重要なキーワードはできるだけ最初に配置し、キーワードの出現回数は2回までにする
・各ページは「ページタイトル| サイトタイトル」という形を基本にする
・検索ページ上のアピール度、ライバルサイトとの差別化を考え、ユニークなタイトルを付ける

メタ要素の設定方法

メタ要素とはmeta description、meta keywordsなどのことで、<title>タグと同じようにHTMLソースコードの冒頭部分に記述されるものです。

メタ要素はSEO上重要だとか無意味だとかの議論もありますが、そういう話は別として上記の二つだけはWEBサイト制作上の基本として押さえておきたい項目です。

※以下の設定法はトップページは対象外です。トップページのmeta descriptionは「「賢威の設定」 → 「サイトの簡単な説明」で設定します。

ページ毎の meta description 設定法(簡単&充分)

meta dscriptionは先ずサイトやページの要約としての役割があります。そのため検索エンジンがサイトを表示する際、このmeta dscriptionをサイトの説明として引用する場合が比較的多いです。

それに「人間の」検索者の多くはそれを見てページを開くかスキップするかを決めるのでその役割は小さくありません。

「賢威」ではデフォルトで、投稿記事の先頭から50語ほどが抜粋されそれがmeta descriptionとしてソースに記述される設定となっています。

それはそれで便利なのですが、サイトの概要を必ずしも記事冒頭50語に集約している訳ではないので、自分でmeta descriptionを書きたい場合もあるはずです。

そういう時に活躍するのが、投稿ページの「抜粋」機能です。

投稿ページの最上部の「表示オプション」の矢印をクリックすると、投稿ページで設定可能な項目一覧が開くので、そこの「抜粋」にチェックを入れて「表示オプション」を閉じます。

本文記入欄の下に「抜粋」欄が表示されるので、ここにサイトのページ要約文(全角120語以下)を記入するとそれがmeta descriptionとしてHTMLソースに取り込まれます。

ここを空欄にした場合は、以前と同様に記事冒頭50語が自動的に取り込まれるので、meta descriptionが空白になることはありません。時間が無いときには助かりますね。

ところで、記事の冒頭部分というのは結構記事全体のポイントを突いている場合が多いものです。そこでその冒頭部分に少し手を入れて、「抜粋」として設定する方法もなかなか使えます。

さて「抜粋」欄を利用した場合はヘッダーの右にサイトの説明文が表示され*、若干うるさい感じがするかも知れません。その場合は、「header.php」を編集します。

演習サイトのみに表示されています。今ご覧のページは下記の編集を実施済みで、説明テキストが表示されていません。表示されている文字は画像です。

「テーマの編集」から「header.php」を開き、「<div id=”header-text”>」を探してそのブロックを下記のように丸ごとコメントアウトします。

この記述法は面倒でも一番安全な方法みたいです。ちなみに「if(0)」のところを「if(1)」にすると、その削除した機能が復活します。

<!--▼ヘッダー内サイト説明を消去--> → 追加
<?php if(0) { ?> → 追加 
<div id="header-text">
<p><?php echo the_excerpt_keni(); ?></p>
</div>
<?php } ?> → 追加 
<!--▲ヘッダー内サイト説明を消去--> → 追加 

ページ毎の meta keywords 設定法(簡単&スピーディ)

「賢威の設定」の「サイト共通のメタキーワード」にキーワードを入力するとそれが全ページ共通のmeta keywords として使われます。しかしページ毎に異なるキーワードを設定したい気持ちもあります。

そこで王道サイトはプラグインを使わずに簡単にページ毎のキーワードを設定する方法を見つけそれを採用しています。以下にその方法をご紹介します。

1)サイト共通のメタキーワードとしては3語程度を指定。「王道のネットビジネス研究所」の共通キーワードは「ネットビジネス・副収入・アフィリエイト」としました。

・ダッシュボード → 「賢威の設定」 → 「サイト共通のメタキーワード」で設定。

2)投稿画面の右側にある「タグ」欄にそのページ特有のキーワードを2語程度記入し、追加する。この時、カテゴリー名も自動で追加される。このページの例では特有のキーワードとして「WEBライティング」を追加したので、meta kewordsは次のようになります。

・ネットビジネス・副収入・アフィリエイト・サイト構築・WEBライティング

カテゴリー名が少し浮いている感じがしますが、まあ許容範囲でしょう。こうすればページ毎に異なるキーワードを設定でき、また投稿する度にキーワードをゼロから考える手間が省けます。

「タグ」欄での追加がなければ共通キーワード+カテゴリー名となります。つまり手抜きしてもmeta keywordsが空白になることはありません。

なお、記事投稿画面でタグを追加したことにより、記事ページの本文の下にタグが表示されるようになります。今回はタグとしての本来の使い方をしていないので表示を削除します。

「テーマの編集」から「single.php」を開き、「<?php if(get_the_tags()){ ?>」を探してそのブロックを下記のように丸ごとコメントアウトします。

<!--▼記事ページ最下部タグ表示削除--> → 追加
<?php if(0) { ?> → 追加
<?php if(get_the_tags()){ ?>
<div class="post-tag">
<p>タグ:<?php the_tags('', ', '); ?></p>
</div>
<?php } ?>
<?php } ?> → 追加
<!--▲記事ページ最下部タグ表示削除--> → 追加

以上、王道サイトでのメタ要素省エネ設定法をご紹介しました。

なお、投稿時SEOの定番プラグインとして「All in One SEO」などがありますが、次の理由により王道サイトの初期段階ではあまりお勧めしません。

・「賢威」自体に既に充分なSEOが組み込まれている
・「賢威」とプラグインが競合する可能性がある
・競合回避の処理が必要となる(余計な仕事ですね)
・高性能プラグインはページ毎の設定がなかなか面倒

パーマリンクの設定

WordPressなどのブログで記事を投稿するとパーマリンクと呼ばれるURLが生成されます。パーマリンクには良し悪しがあり、良いものはユーザビリティと検索流入に良い影響を与えるとされています。それでは良いパーマリンクの条件を見てみましょう。

・長すぎず、短くてシンプル
・URLを見ただけで、どのようなページかがわかる
・日本語を使っていない
 日本語を含むURLはコピペした時に長く無意味な文字が並ぶ、時に404エラーにも。
・解析がしやすい → Google Analyticsなどを使ったアクセス解析に有利

以上を参考に王道サイトのパーマリンクは英語のカテゴリー名+記事タイトルの英語省略形としました。その設定方法は以下の通りです。

なお、カテゴリー名を含める・含めないについてはいろんな意見があり正直悩ましいです。

パーマリンクの構造は記事数が増えると変更が難しくなるので、完璧を求める方は最初にネットでよく調べてから決めるのがいいでしょう。

有名ブログのパーマリンクを参考にしようとサイトを訪問しても、決定打にはなりません。既に大量の記事が蓄積しているため今更変えたくても変えられないという事情があります。過信は禁物なので独自調査をお勧めします。

1)パーマリンク設定を行う
ダッシュボードの「設定」 → 「パーマリンク設定」と進みます。共通設定項目の中の「カスタム構造」にチェックを入れます。そして空欄に「/%category%/%postname%/」と記入し変更を保存します。こうすることで「?p=123」のような無機的なURLではなく、カテゴリー名と記事名を表示できます。

2)カテゴリー名を英語にする
「投稿」 → 「カテゴリー」と進み設定画面を開きます。スラッグという欄があるのでここにパーマリンクに表示させたい英語のカテゴリー名を記入します。

まじめに英訳すると長くなりすぎるので、思い切って短くします。「サイト構築」の英語カテゴリーは単に「website」とするようにです。

3)投稿時にパーマリンクを編集する
投稿画面を開きタイトル欄の直下を見ると、パーマリンクというのがあります。もう既にカテゴリー+記事タイトル名の構造になっているはずです。

そこの「編集」をクリックすると編集可能になります。記事タイトルを英語化して(翻訳ではなく)記入します。

記事タイトルの英語化ですが、記事のテーマを簡単な英語に置き換える、以前の記事と重複する時は追番を付ける、などで対応します。

何の手掛かりもない単なる数字よりはずっといいでしょう。このページの場合パーマリンクは「http://jnet-biz.com/website/web-writing/」となります。

下記リンクは私の王道サイトのページ構成を一覧表にしたものです。「賢威」のSEOマニュアルで詳細に解説されているコンテンツマップを参考にして作りました。自分のサイトを全体的に眺めたり記事タイトルやキーワードを考えるのに便利です。

参考リンク:王道サイトのコンテンツマップ

以上でWEBライティングの重要部分の説明は終わりです。設定がたくさんあって圧倒されそうですが、当面のゴールはもうすぐそこです。

次回は賢威で作るビジネスサイトシリーズの最終回、「超厳選プラグイン」です。お見逃しなく。

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